探検家マゼランはパナマ地峡の向こう側には海が開けていることは先人の調査結果から知っていました。
何とかして大西洋側から南北の大陸を海路を通じて通り抜けができる航路を見つけ出そうと探検を続けていました。
カリブ海沿岸部、ブラジル沿岸部、アルゼンチン沿岸部と深い入り江があれば
今度こそ海峡ではないかと探査船を送り出し報告を待っていました。
そして南米の最南端部に来た時、ついに現在のマゼラン海峡を発見し通り抜けることができたのです。
想像してみてください。 海峡を出るとそこには果てしない大海原が開けていたのです。
”ついにやったぞ。そうだ、太平洋(パシフィック・オーシャン)と名付けよう。”