「三角形の外角の関係」のことを「スリッパの関係」と言うそうです。誰が、いつ広めたかはわかりません。約20年ほどまえから普及している気がします。
さすがに教科書には表記されていないので、たぶん学習塾界隈でのみ普及した用語と推測されます。今では「三角形の外角の関係」は生徒の間ではほぼ死語になりつつあります。
余弦定理も歴史的には「第一余弦定理」、「第二余弦定理」の区別がありました。しかし、現在では「余弦定理」と言えば「第二余弦定理」のことを示すのは当然とされています。
同じく言葉は流転するものだと認識せねばいけないということですね。