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  • 数学の「本当のおもしろさ」を感じて欲しい。  1986年創業以来、数々の受講生との出会いがありました。
    数学をともに勉強する仲間として、勉強法について、解法のアイデアについて一緒に考えてきました。またたくさんの勇気とがんばりをいただきました。これは私にとって、正に至福のときでした。
     数学はその基礎的役割からして、言葉のようなものだと思います。言葉が通じない世界が想像できないのと同じように、数学が通じない世界は想像できないと思います。 商学、経済学、工学、理学、社会学、医学などの集合体である文明社会の根底をなしているのが実は数学です。特に近年は通信とコンピュータとの融合により飛躍的に社会は変化をとげています。これも元をたどれば二進数を基本とした加減乗除、すなわち数学を応用したものとみなすことができます。
     しかし、この大切な数学を勉強するにあたって多くの、実に膨大な数の学生が数学を嫌いになってしまいます。これはとても残念なことであると同時にこの業界に身を置く私を含め、広く大人の責任であります。どんなことでも、面白いから身につく、だからもっと、と感じるはずです。
     そこで私はWB(ホワイト・ボード)演習をお勧めします。これは一言でいえば「面白い」です。かつて受講生のひとりがおうちに帰ってあまりに面白い面白い言うのでお母さんが不審に思って「数学の勉強が面白いはずがない。きっと遊ばせているのではないか?」と本当に訪ねて来られたことがありました。このように数学の勉強はつらく、ひたすら苦行を強いられるものというのが一般の認識なのかもしれません。
    敢えて誤解を恐れずに言わせてもらいますと、面白くなければ漫才ではない、面白くなければ映画ではない、そして面白くなければ数学ではない、です。
  • 後  藤   寛 竹園アカデミー 代表
    後 藤  寛